tabula rasa

いわば、スクラップブック兼メモのようなもの。
.

07.05.07

ハンブルクもチラ見[旅行・見物記]

せっかく行ったハンブルクは、初めてだったにもかかわらず日帰りのため、観光する時間がほぼ
ゼロ。会場のホールは中央駅から2キロくらいの所にあったので、帰りに中心部をちらっと見て
戻ってきました。
その時の写真をとりあえずはっときます。

_fotos 001.jpg
市庁舎。

ドイツ第二の都市という割に、中心部は意外とコンパクトな印象。駅にたどり着くまでの間にも、
教会が並ぶ風景を見て、なんだか旅情が湧く。ベルリン、少なくとも我が家のある地域に教会は
見あたらないので、鐘の音が聞こえないのだ。そんな些細なことで、違う土地に来たことを感じる。

_fotos 011.jpg
こちらは市庁舎のすぐそばにある水門。内アルスター湖とハンブルク港を結ぶ。
日曜日の夜(明るいけど午後8時)なので人気もほとんどなく、あたりは静か。
ハンブルクは「活気のある街」というイメージがあったので何だか不思議。だけど、この静けさも
すごく似合う。

ベルリンからそう遠くないので、また来よう。

投稿者 contra : 23:48 | コメント (2)

13.08.06

影も形もあるかもしれない[旅行・見物記]

8月に入ってから、こちらはすっかり涼しくなった。日本でいうと、丁度10月頃の爽やかな気候に
似ている。雨の日も増えてきて、街を行く人もジャケットを着ているのが増えた。
それでもテレビや雑誌では「夏!」「ナツ!」と言っているし、ドイツ人は相変わらずアイスを食って
いるが、もうアイスを食うには肌寒い気がするのが日本人としての正直な実感。
確かにカレンダー上は夏なんだけどさ。

そんな雨降る日曜日、ベルリン近郊のオラニエンブルクまで足を伸ばす。相方が車をゲットしたので
練習を兼ねて、アウトバーンを往く。目的地はザクセンハウゼン強制収容所

kzsh.JPG
収容所への入り口。

kzsh2.JPG
言わずと知れたアウシュヴィッツ、そしてダッハウの入り口にも掲げられていた「Arbeit macht frei
(働けば自由になれる)」のスローガンがここにも。
…しかしこの文句の白々しさはなんだ?と、こういった類の場所に来る度に思う。

kzsh3.JPG
電流の流れる鉄条網の前にはドクロマークの看板と共に警告が。「Neurtal Zone」とありながら、
容赦なく撃つぞとも書かれている。1961年に復元。

実際中に入ってみると、だだっ広ーい印象。というのも殆どの収容等は残っておらず、いくつか
建っているバラック棟も、当然だけど、後に復元されている。
小雨の降る中を、とぼとぼと歩く。
復元されたそれぞれのバラック棟の中では、収容者の生活ぶりといったテーマに沿った展示が
行われていた(英語&ドイツ語)。

kzsh7.JPG
しかし復元された建物って、壁も綺麗に塗られていて、何かのセットのようにしか見えないのは
私だけ?…と思っていたらどうやら92年にネオナチに放火されたのだという。左側手前、ガラスで
カバーされている所が当時の焼け跡。
棟内に入ると、油のような臭いが鼻についた。

kzsh4.JPG
ここには当初、国内の政治思想犯や同性愛者などが収容されていたが、戦争が進むにつれ、
シンティやロマ、ユダヤ人やポーランド人も送り込まれるようになっていった。
独房棟の横には拷問・処刑に使われたと思われる木柱がぼんやりと立っていた。
後ろ手に縛られて、2.5メートルの高さの柱に吊るされる…想像する前にもう、顔をしかめたくなる。
手前は独房の跡。そして奥の壁には犠牲者のための追悼碑がいくつも取り付けられている。

残念ながら修復中で見られなかったバラックもあったが、一番印象に残ったのは生体解剖室。
幽霊やそういった類はあまり信じないタイプだが、ここだけは写真を撮る気にはなれなかった。
なぜなら建物に入る前、入り口横にあるスロープを見てしまったからだ。他のバラックには当然
無いもので、きっとここから遺体を運び出したんだな、という事は容易に想像できる作りだった。
「病理実験」と称して、生きたままの収容者を切り刻んで死に至らしめるつもりだったのが傍目にも
分かるじゃないか、と思いつつ中に入る。

薄暗いバラックとは対照的な、明るい部屋。白い壁が却って寒々しい印象を与える。
不思議な事に、他の部屋にあったような展示が一切なく、奥の部屋にある手術室へと私達は淡々と
進む。
冷たいタイル張りの診察台。雨も小降りになり、少し陽の光が強くなったので、部屋の中は一層
明るさを増す。夏の明るい日差しの中、まぶしいくらいの診察室で、生きた人間にメスを入れる…
そんな日がきっと過去に存在しただろう。完全に倒錯している。

入り口付近、地下への階段があったので降りてみると、やはりそこは遺体安置所だった。建物に
入る際に見た、あのスロープへの扉の正面に、ガラーンとした空間が広がっている。部屋は全部で
3つ。どれも薄暗く、しっとりとした空気が漂う。
正直広すぎやしないか、と面食らう。これだけの面積を確保するって余程…(以下略)。

kzsh6.JPG
見張りの塔が並ぶ。かつては右側にバラックがずらり…。

時間の関係もあったので、ガス室の跡までは足を運ぶことなく帰路についた。
政治犯収容所から、ユダヤ人絶滅のための収容所、そして戦後はソ連軍による収容所へと変化を
続け、冷戦時代には反ファシズムのシンボルとなっていたとの事。今の形になったのは、93年以降の
事で、第三帝国当時の姿をそのままとどめるものは殆どないらしい(ガス室はガチ)。
復元されたものを「セットみたい」とは言いながらも、生体解剖室の「何も無い生々しさ」にはやはり
言葉を失ってしまう。

…それにしても不思議に思う事がある。この収容所、街の中心部からものすごく近いのだ。
ベルリン近郊という事もあり、多くの人々が収容所へと運ばれた事だろう。

kzsh1.JPG
駐車場から収容所と案内所を眺める。右手はもう住宅街。

街の中心部からも程近く、収容所の横に立ち並ぶ住宅街。いつから住宅があるのかは知らないが、
生体実験はさすがに分からないにしても、ガス室で殺された人々の遺体が焼却される時、街の
人々は気づかなかったのだろうか?…でも気づいたところでどうすればよかったのか?
そんなことを考えると、ますます無力感だけがつのる。

投稿者 contra : 22:10 | コメント (4)

29.06.06

17番線への巡礼[旅行・見物記]

ベルリン中央駅から電車に乗って20分もしないうちに、窓からの風景が変わる。建物の間を走って
いたのが、緑が増える。夏の日差しを受けて、鮮やかな緑が目に入る。
電車がホームに滑り込み、私と友人は少し緊張しながらシートから立ち上がる。やってきたのは
グルーネヴァルト駅。
この駅には、今はもう使われていない「17番線ホーム」がある。

gwbf.JPG
駅の階段には、17番線への案内が。

1941年の10月18日。このグルーネヴァルト駅の17番ホームから一本の列車が出発した。
帝国鉄道の特別列車の乗客は、1251人のユダヤ人。
早朝から約7.5キロもの距離を歩かされ、荷物はトランク一個に制限され、所持金もごくわずか。
彼らの行き先は、アウシュヴィッツ、テレジエンシュタット、ワルシャワ…ある列車は強制収容所へ、
またある列車は絶滅収容所へと向かっていった。

gwbf2.JPG
線路は残っているが、木が覆っている箇所もある。このまま朽ちていって欲しいとも、一瞬思う。

gwbf3.JPG
現在ホームには、ここから出発していった列車の記録がすべてプレートとしてはめ込まれている。
運ばれていったユダヤ人の数は毎回まちまちだが(ある列車は100人程度だったり、あるものは
数百人)、急に数が増えて驚くことが。…よくよく見るとアウシュヴィッツ行きだったりして、言葉が
出なくなる。
一週間に一回程度だったのが、2、3日おきに出発するようになる…。クリスマスの前後は途絶える
…文字と数字だけを見ていても、帝国鉄道の「業務」の様子が手に取るようにわかる。

当初は3等客車でユダヤ人を移送していたが、時がたつにつれて、家畜用の貨物車が使用される
ようになったそうだ。今日みたいにとても暑い日。水なんか当然口にすることなく、ここまで歩いて
くる…ホームにはトイレなんてものも見当たらないだろう。家畜用の貨車に押し込められ、小さな
窓からあっぷあっぷしながら空気を取り込もうとする。不安な泣き声を聞きながら、行き先も知らない
まま、ずっと立ち尽くしている…。私はこれからどこへ行くんだろう?

プレートに刻まれたユダヤ人の数…アウシュヴィッツに向かう人の数があまりにも多すぎて、100人
とか90人程度だと「あ、これくらいか…」と、どこかホッとする自分がいる。でも、これってかなり
危険だ。数字の大きさに感覚が麻痺してしまったのだろうか。
本当は、一人たりとも運ばれてはいけなかった筈なのに…。

線路の向こうには、さっきまでいたベルリン中心部の空が見える。あそこで起きていることが、どこか
他人事のように静かだった。

gwbf4.JPG

ベルリンの歴史をめぐる一冊。
この「17番線ホーム」も紹介。

日本語版も出ています。
こちらは独自のガイドが非常に詳しい。

投稿者 contra : 22:09 | コメント (0)

25.06.06

僕達は天使じゃない[旅行・見物記]

バッハ縁の地、ライプツィヒは旧東ドイツ唯一の試合開催都市…だからという訳ではないのだが、
せっかくだしちょっと行ってきました(6月24日)。
目的は、バッハがカントールを務めていたトーマス教会で、モテット&カンタータを聴くこと(&対
スウェーデン戦のパブリックビューイング!!)。

t_kirche.JPG
これがトーマス教会。見事なまでの晴天ぶりで、頭がやけそう。

バッハ像を通り過ぎ、入り口でプログラム代の1ユーロを支払う。実質入場料にあたるのだけど、
1ユーロでトーマス教会少年合唱団の演奏が聴けるなんてすご過ぎるよ…。
受付に立っていたのも、CD販売をしていたのも合唱団の少年達。結構いろんなところまで教育
されてるんだと感心(?!)。

thomaner.JPG
これから演奏。ブレてしまった…。
この合唱団の制服は(特に変声期前の子達)、すごく可愛くてツボ。
変声期を終えた子も参加しているので、ウィーン少年合唱団に比べてハーモニーの幅が広く、
個人的には一番好きな合唱団(二番目はヴェルニゲローデ合唱団)。

演奏中は自分のパートじゃないと、(前列にも関わらず)座り込んでおしゃべりしている子もいたり
して、多少面食らう。「えらいのびのびしとるなあ…」という感想(笑)。演奏中はしっかり音に集中、
というのとはえらくかけ離れてる。。。良く日本公演の宣伝何かで「天使の歌声!!」とか書いてある
のを見かけるけど、全然っ!(笑)
日本でのコンサートと比べると、良く言えばリラックス、悪く言えば緊張感ゼロ…そりゃそうだ。
彼らにとってこれは「日常」なんだし、そもそも今日はドイツ対スウェーデン戦
応援に行きたい子だって、沢山いるだろう。外で時折「ぷあー」と応援ラッパが聞こえてくるんだし、
落ち着かないのも当然だわな。
それでも彼らはある意味プロ。いざすっくと立ち上がり、披露する歌声はやはり美しい。
日本公演での「借りてきた猫」みたいな良い子ぶりも面白いけど、あまりにも自然な振る舞いに
一層好感を持つ。

丁度聖ヨハネの祝日にあたったので、オルガン演奏の後はルカ書の朗読、Gemeindeliedなど盛り
だくさん。教会に来ている人全員が歌うもので、一節をトーマス合唱団が歌った後、次の一節を
参加者が歌う。普段「礼拝」等とは縁遠い生活を送っているので、教会で歌うなんてかなり新鮮。
勿論最後にはバッハのカンタータ30番「喜べ、贖われし群れよ」も聴けたし、幸せナリ。

演奏終了後も、教会の外にあるバッハ像の前で、再びコラールを歌ってくれた。あっという間に
人だかりが出来、道行く人も歌声に引き寄せられるよう。

thomaner2.JPG
制服が可愛いので思わず撮ってしまう。盗み撮りみたいだ(笑)

この後、前述のパブリック・ビューイングへ向かいましたとさ…。

投稿者 contra : 22:08 | コメント (0)

24.06.06

黒・赤・金に囲まれて[ベルリン・ドイツの話題,旅行・見物記]

ドイツ対スウェーデン戦が行われた日、ライプツィヒまで足を伸ばしてみました。

leipzig2.JPG
中央駅を出ると、さっそくライプツィヒの旗を発見。これはW杯期間中、試合が開催される都市に
だけ飾られています(ちなみにケルンは赤、ミュンヘンは青、ベルリンは黄緑でした)。
この日は丁度ライプツィヒでメキシコ対アルゼンチンがあったので、街はドイツ・メキシコ・アルゼン
チンのユニフォームで一杯。道行くドイツ人サポーターは主にメキシコにエールを(ちゃっかりしてる
なあ)。

leipzig.JPG
ライプツィヒの街角。ドイツの旗がやたら多いのはなぜ?

昼食の後旧市街を見学し、夕方からの試合を「ファン・フェスト(パブリック・ビューイング会場)」で
見るべく、アウグストゥス広場へ足を運ぶが、ついたときにはすでに超満員。入場制限のため、
中に入れなかった人たちと共に、退場ゲートそば(前にはオカマ軍団、後ろはミリタリールックの
マッチョ系、斜め後ろには空き瓶集めのホームレス(※)という、絶好の場所?!)で観戦。
皆左手にビール瓶、右手にドイツ色グッズを持って、「Deutschland!!」「Deutschland!!」と、腹の底から
声を出して応援。

fflei.JPG
ゴールが決まった時やチャンスになると、どこからともなくドイツ国旗がにょきにょきと(笑)
っつーか画面自体まともに見えやしない…それとも見てやしない?!

前半のゴールが効いて、ドイツにとっては「快勝」というにふさわしいゲーム。
そんなわけで試合終了後の街も、はしゃいだドイツ人で一杯。

d-m.JPG
街の中にある像も、いつの間にかメキシコのサポーターに服を着せられていたのだが、今度は
ドイツのユニフォームにお色直し。

ベルリンへ戻るべく向かったライプツィヒ中央駅でも、勝利に酔うサポーターが、所構わず「ぷあー」
と応援ラッパを鳴らしまくる、歌う、飲む…ホント、お前らはしゃぎすぎ。
帰りのICEでも、その後のアルゼンチン対メキシコ戦の途中経過を車内放送…友人も、W杯の盛り
上がりがここまでヒドイすごいとは思っていなかったようで、二人で思わず苦笑い。
ライプツィヒでもこうだから、ベルリンのファン・フェストはもっとすごかったのかも(ちなみにベルリン
では約100万人がファンフェストで観戦したそうな)。

…ベルリン中央駅に着いたら、応援に疲れた若い女の子達が、発泡ワインのラッパ飲みを繰り
返していたぞ。
今からこんなんじゃ、優勝したら(負けても)どんな騒ぎになることやら。

※注:ドイツのペットボトル・ビン入りの清涼飲料には、販売価格に保証金が含まれている。対象は
主にビール・カクテルドリンクや炭酸飲料・ミネラルウォーターなどで、販売店に返却すると、ビンの
場合は8セント(=約12円)、ペットボトルは25セント(=約36円)が戻ってくるしくみ。
そんなわけで、持ち帰らずに捨ててあるビンやペットを回収して、換金する人間(主に失業者や
ホームレス)がイベント会場には必ず出現する。
結構儲かるらしく、一日で200ユーロ(=約28800円)稼ぐ人もいるそうな。そんなおっちゃんの成果を
知りたい人はこちらをどうぞ(ちょっと汚いぞ)。


投稿者 contra : 23:51 | コメント (0)

12.06.06

ポツダム散歩(その1)[散歩,旅行・見物記]

友人がポツダムで仕事をしているので、昼休み、一緒にポツダムのサンスーシ宮公園をお散歩。
ついつい話し込んでしまい、あまり写真を撮らなかったのですが、せっかくなので何枚か。
ベルリンから30分ほど列車に乗って、ポツダム中央駅から二つめの「サンスーシ公園駅」で降りると
すぐそばに公園の入り口があります。そこから並木道を歩いていくと、やがて見えるのが新宮殿。

neus1.JPG
これは新宮殿。サンスーシ宮が「夏の離宮」という名目で作られたのに対して、こちらは「冬の離宮」
として作られたとか。

tosca.JPG
こちらはローマ浴場のある館。月曜日(閉館日)だったので、中庭だけ散策。どこかトスカーナとか
そっちのイメージがする建物ですな。

休憩を終えて、運河沿いを歩いていくと、お昼寝中の鴨さんたちを発見。芝にうずもれて、とても
気持ち良さそう。

ms.JPG
とても天気が良く、陽射しの強い日だったので、木陰で眠る鴨たちがとても羨ましく思えました。

公園自体はとても広くて(約290万平米!皇居の約3倍というと想像がつく?!)、建物を含めると見学に
丸一日かかってもおかしくないスケール。何度か通わないと、全部の写真も撮れなさそうだし、
今度は開館日に行って、中も見学してみるぞっと。

chin1.JPG
これは中国風の茶館ということだけど、どこら辺が中国なんだと思ったりも。

この項目はまた続く、と思われます。
買ったばかりのデジカメで撮ったので、写真もちょっと大きくしてみましたが、さてどうかな。
もう少し小さい方がいいのかな?…特に鴨とか(笑)

投稿者 contra : 20:46 | コメント (2)

14.02.06

ホントの里帰り[旅行・見物記,食い・飲み道楽]

今日から大阪の実家へ。出発間近になると友人に会っている余裕もなくなるので、引越し
作業が修羅場を迎える前に、主な所へドイツ行きの報告を。

途中京都で降りて、友人とお昼ごはん。新婚サンなので近況報告も交えつつ「かつくら」で
モリモリ頂く。東京ではもちろん、大阪でもなかなか見かけないので(以前確か関空で
食った)、大変美味しく頂きました。
その後場所を変えてあれこれお話(『都路里』にて。しかしさっき食ったばかりだというのに…
このフレキシブルな胃袋!)。
彼女は以前ボンで一緒だったので、再びのドイツ行きを大変喜んでくれる。夫婦ゲンカしたら
ぜひうち(ベルリン)に避難しておいで、なんて言って、二人で笑ってる。

夕方は大阪へ向かい、従姉妹と北浜で待ち合わせ。「五感」でお茶の約束なのだ♪
関西で非常に評判とは聞いていたのだが、北浜の本店に併設されたティーサロンで頂いた
ケーキは見た目も可愛く、味も「文句なし!」で、思わず口の端がゆるむ。工夫をこらした
お菓子ばかりにも関わらず、値段も良心的。プレートスタイルで、注文したケーキとは別の
ミニサイズのケーキが一緒に並んでいる。どうやら「本日のケーキ」のおまけ付き!
…いいなあ。ドイツに行ったらこんなの食えないや(ホントに)。

携帯で写真を取ったのだけど、すでに携帯を解約している上、miniSDカードなんか持ってないから
ブログで紹介できないと言う罠…どうにかできないかしら。

しかし関西へ戻ると、話題が食いモンのことばかりになるような(笑)

投稿者 contra : 22:50 | コメント (0)

12.02.06

伊香保温泉[旅行・見物記]

※ここより5月1日付けの記事まではオフライン上で書いていたものです。
多少内容が前後しますがあしからず。

伊香保温泉へ。ドイツへ行く前に一度、ゆっくり温泉に浸かっておきたいねえと言うことで向かう。
暗い色合いのお湯はそんなに熱くないのだが、ずーっとつかっていると、突然汗が噴出してきた。
お世話になった旅館のご飯も美味いし、お布団も快適。

ゆっくりお風呂につかれて、それなりに美味しいものを満足いく程度に食えて、あとは隣が静かで
お布団が臭くなければ、人間って幸せだなんだなあ、と思う。なんて現金(笑)


投稿者 contra : 23:47 | コメント (0)

19.12.05

久々の『里帰り』(その2)[旅行・見物記]

翌朝、目が覚めたのは5時半ごろ。長時間移動に費やした後、あちこち動き回ったにも関わらず
早くに目が覚める。こちらにくるといつもそうだ。さっそく時差ボケ。意地でも二度寝に持ち込み、
8時頃に朝食へ。
久々のドイツパンは塩気があって、皮がパリパリで、美味く感じる…もっとも数日するとふわふわの
パンが恋しくなるのだけれども。
このホテルではバターやクリームチーズ、紅茶葉もきちんとした所のものを使っていて、良い感じ。
なんと言っても新聞も無料だし♪…50ユーロでこれは嬉しい。

早めにホテルを出て、郵便局で葉書を認める。窓口で「日本まで」と葉書を差し出すと、職員さんが
張ってくれたのは切手ではなくてシール。窓口で差し出す殆どすべての郵便物は、切手の代わりに
シールが張られるようになってしまったらしい…記念切手のコーナーで買うしかないのか。
「綺麗なのに、勿体ないね」なんて話していると、ポストバンクの口座のパンフを貰ってしまった。
以前は口座管理費を払うのが当然だった(学生などは除く)ドイツ。どうやらその費用が無料という
商品が出てきた。当然メインバンクにするだの何だのという条件はあるが、やっぱ競争が激しく
なってるんだなあ。…その分サービスも向上したけどね。

9日は面会が3つ。
初めてボンに来た時に、ずいぶんよくしてくれたおば様、ゲルダ(思えば9年程前の事!!…恐ろしい)
のお宅にお邪魔して、お茶を飲みつつ話をする。主に近況報告とか。その後大学まで戻り、レスカに
再会。
ちょっと前まで日本に居て、「お餅」がすっかり好きになってしまった彼女のために、1キロ持参。
ついでにMUJIグッズも。一緒に軽く食事をした後、律儀な彼女が本を贈ってくれた。

3596164532.01._OU09_PE0_SCMZZZZZZZ_.jpg
Der Schwarm』…ドイツ人のミステリー作家によるもので、私が日本に帰る頃だったか、本屋で
平積みになっているのを見たような気がする。丁度ペーパーバック版で出たと言うのだが、なんと
1000ページ!!いや、嬉しいんだけどさ…持って帰れるかしら。
それからクリスマス市で、彼女のホストファミリーへのプレゼントを一緒に探す。あれこれ見ている
だけで楽しくなるのはもちろんだけど、受け取った人の驚き・喜びを想像しながらの買い物はきっと
心を暖めてくれるんだろうな。

彼女と別れた後は、以前住んでいた家へ向かう。大家さん一家が夕食に呼んでくれたのだ。
ゲルダもレスカも何度かの再会を重ねているけれど、ルバたち一家に再会するのは当然ながら
初めて。オマケに子供も3人居るし、2年半の間に皆大きく変わっているかもしれないと思うと、心は
なんだか落ち着かない。
いつものバス停を降りて歩き出すと、教会が見えてきた。雲ひとつ無い、快晴の夜空。飛行機の中で
見えていた月と同じ月が教会の上、高い所を照らす。
一緒に降りた老婦人が、教会の敷地内に足を踏み入れた時、丁度待ち構えて居たかのように鐘が
鳴り出した。クリスマス前の夕べの祈りなんだろか。
鐘の音は、冷たい空気にどこまでも広がっていき、それが緊張気味の私の心を静めてくれた。
人っ子一人居ない路上を進むと、やがて見えてくる一軒屋。壁や窓を彩る電飾に、少しホッとする。

ベルを鳴らすと、顔を出したのはイーナ。もう7歳になった。小さかった彼女の顔つきも、少し
ほっそりして、そして何よりも背が伸びた。「感動の再会」というよりも、ごくごく普通の反応で多少
拍子抜けしたものの、奥から姿を現したルバとはさすがにしっかと抱擁…帰ってきちゃった~(笑)
なんて言いながら。
イーナに日本から持ってきたお土産はなぜか「リサとガスパール」のぬいぐるみ。

B0009N9P0Y.09._OU09_PE0_SCMZZZZZZZ_.jpg

確かに作家はドイツ人だが、もともとはフランス発の絵本。なのにわざわざ持ってきた理由はというと
単に「可愛いから」&それからものすごく手触りが良いから。
小学生にもなってぬいぐるみなんて…という心配も無用だったようで、イーナは気に入った様子。
ドイツでもこの絵本は訳されていて、「Lukas und Nina」という名前で出回っているのだが(その殆どが
絶版…なぜなんだ!)、イーナとNinaでは丁度韻を踏むため、母親のルバが「ハロー、イーナ、
わたしニーナ♪」とメロディをつけて歌いだすと、イーナの笑顔が一段と明るくなった…それがまた
ホントに可愛いんだ。

それから理科系の父、フォルカーが好きそうな「アントクアリウム」も持参。事前に調べたら、ドイツ
では流通してないようで、彼らの反応もかなり好感触だった。

4796648321.01._OU09_PE0_SCMZZZZZZZ_.jpg

日本ではホリ○モンがブログで取り上げてからちょっと流行った時期があったけれど、いささか下火
気味…でもフォルカーたちの眼は「アリの生態を観察できる」「NASA開発のジェル」という呪文で
生き生きしている。そして何よりもネーミングが気に入ったらしい。
もともと兄のティムの方が好奇心旺盛で、こういうのに食いつくかなと想像していたが、意外な事に
弟のシモンがかなりの興味を示して、「早くアリを入れてみたい」「自分の部屋に置いてもいい?」
と積極的。喜んでもらえて、ホッとする。

それから皆で夕食をとる。豪華なディナーではなくて、ドイツ人らしく(?!)スープとチーズとパンの
シンプルな食卓。チョコレートやフルーツをつまみ、イーナとフォルカーのバイオリンに耳を傾ける。
フォルカーがタイでの休暇の写真を見せてくれる傍らで、イーナが時々走り回り、私にちょっかいを
かける。イーナのあまりの変わらなさに、2年間の空白を一瞬忘れてしまう。

10時近くになり、ルバの車でホテルへと向かう。交差点で待っている時、ふと窓の外に眼を向ける。
以前使っていた路面電車のホームは見違えるように綺麗になって、夜も遅いというのに電光掲示板
が煌々と周囲を照らす。時折「持ち主のわからない荷物は係員まで」といった表示が出ている。
…ボンでもこんな注意書きを見るなんて、と少し驚いた。時代は変わっている。

ホテルの傍の停留所で、下ろしてもらう。貰ったワインが入った袋に手を掛けて、別れを告げる。
じゃあまたね。また春にね。来たら連絡するよ…。
渡ってきた橋の方へ消えていく車に手を振って、歩き出す。袋に入れてあった手袋を出そうとして、
中を探るが、…ない。最近使用し始めたばかりのレザーの手袋。実はかなり気に入っていた。
マヌケなことに今走り去ったばかりの車の中に置き忘れたらしい。確かに袋が幾度か倒れたのは
見ていたけれど…さっきの感動の(?!)別れの挨拶は何だったんだ(笑)
そんなわけで、明日中に手袋を取り戻さなくてはならなくなってしまった。

部屋に戻ってテレビを付けると、丁度WMの組み合わせ抽選会の様子が報じられていたが、頭の中
はもう、手袋とお土産の算段で一杯。

(その3)へ続く。

投稿者 contra : 21:32 | コメント (2)

18.12.05

久々の『里帰り』(その1)[旅行・見物記]

12月8日~11日まで、ドイツに行ってきました(一人で)。
もともとは3月、ライプツィヒのブックメッセに行こうと思っていたのが、相方の先輩の結婚式に招待を
頂いたので断念。
その代わりにクリスマス市とかも良いやんということになり、その上、あんまり長いと戻ってきたく
なくなるかも&別にみたい所があるわけではなしで、3泊5日の予定に。9月にはチケットを押さえて
いました。
ルフトハンザで往復7万円は嬉しい~♪(但し手数料と原油値上げ分を含めると結局は9万に…)。
ちなみにルフトハンザはエアバス社のA380を15機購入するらしいが、実際に路線に投入されるのは
2008年の夏かららしいぞ。一度で良いから乗ってみたい。

「これといって行きたい所もなく、3日ほどしか滞在しないのに、何で行くの?」と聞かれはしたが、
やはりこれはもう「欲求」のレベル。単純に言うと「ドイツの空気が吸いたい」だ。
日本に戻って2年半近くがたった。ネットのおかげでドイツの情報もずいぶん手に入りやすくなった。
それでも贅沢を言えば、例えば書籍なんかは手にとって確かめてから買いたいし、バーゲンブック
のコーナーで掘り出し物を見つけたいし、音楽の流れる街角なんかをぶらぶらと歩きたいし、帰り道
には凍える体をグリューワインで暖めたい!
…そのためだけによくもまあ、という反応は当然か。でもいいんだ。
目的地はやはりボン。会いたい人たちにも連絡が付き、気分はちょっとした里帰りだ。
ユーロ高もなんのその(本当はかなり痛いけど)、仕事の翌日、成田から出発。フランクフルトからは
ドイツ版新幹線とも言われるICEに乗って、一路ボン・ケルン方面へ。
ice.JPG
久々にみるICEの車体に思わず携帯をかざす(笑)

フランクフルト-ボン間は以前、ライン河沿いを走るドイツ鉄道屈指の景観を誇る路線だった。
何時間もかけてライン河下りをしなくたって、ローレライや古城が立ち並ぶ様子を眺めることが
出来るのだ。
けれども2003年の秋頃から、ボンに程近いSiegburgという街に駅が出来、ICEの新線が敷かれて
車窓からの風景は大きく変わった…まあ要するに土手とトンネルの繰り返しで、そこから時折集落が
顔を出す。せっかくの「わあー、ホントにドイツまできちゃったよ」感が限りなく減少。
そのSiegburgでICEを降り、そこからバスでのんびりボンの中心部へと向かう。Siegburg駅に着いて
びっくり!中世のクリスマス市(詳しくは『Hier ist...』の写真コーナーへ)で訪れた時は工事現場
だらけだったのが、駅前には大きな建物が立ち、現代的な雰囲気をかもし出しているのだ。
あまりぱっとしない(失礼)この街も、駅が出来、ICEが停まる事で活気が出てきたのだろうか。
そこからいつも使っていたバスで、のんびりとボンの中心部へと向かう。
以前住んでいた家の近くを通り、橋を渡り、広場の側まで来たところで下車。ホテルにチェックイン。
こぢんまりながらも中心部のすぐ側で、値段も一泊50ユーロほどと手ごろ。荷物も下ろして早々に
クリスマス市へ繰り出す。

クリスマス市への道すがら、手前にある広場の市庁舎をパチリ。
advent.JPG
以前写真を撮ったとはいえ、やはりまた撮りたくなるものなのだ…。
クリスマスまで毎日、一日ごとに窓を開いていくアドヴェントカレンダーを模していて、ライトアップが
増えていく仕組み。

市へたどり着く前に、バーゲンブックを扱う店に立ち寄り、早速帰りの飛行機で読む本を購入。
ここは全品半額で買える、かなりお気に入りの店。本当はもっと買いたいけれど、小さなカート
一つで来た身としては我慢のしどころ。来年ベルリンに行く予定があるけれど、ベルリンにもこんな
店があったらいいな~。
それからいくつかのお店を冷やかそうと街を歩くが、2年半ほどの間にも、店は大きく様変わり…。
目に付くのは1ユーロショップとか、イートイン式やセルフサービス式の飲食店。いかにも「合理化」
って感じで、やっぱドイツも不況なのね、と実感。けれども、新しいスタイルのお店が意外に健闘
しているようで、たくましいなあ、と思ってみたりも。

ミュンスター広場に広がる屋台、屋台…。ようやくグリューワインに飛びつく。一口飲んで、周囲を
見回し、白い息を吐くとなんだかホッとする。「帰ってきたなあ」。
人もそんなにガツガツしてないし、大きさも丁度良い。そっと受け入れてくれる街だなあ、ボンは
本当に良いところだったんだなあ、と改めて思う。
気がつくと日本はそろそろ夜明けの時間…グリューワインも良い感じにまわって、体を暖めている。
学校帰りによく立ち寄っていたケバブの店で注文をして、ホテルの部屋でテレビ鑑賞しつつ食う。
渋谷や上野ではすっかりフツーになったケバブだけど、ピタパンではなくラップサンドの様な生地の
薄いタイプが好き(「ドゥルム」と言うそうな)なので、久しぶりに美味しく頂きました。
…しっかしこうかくと侘しいっつうか、安上がりっつうか(苦笑)。

(その2)へ続く。

投稿者 contra : 15:03 | コメント (0)

09.07.05

わくわくする日[お買い物,旅行・見物記]

どうやら先週末あたりから、この日が来るのを待っていたようだ。
とはいっても何かのアーティストのコンサートに行くとか、久々のデートとかじゃなく、
東京国際ブックフェア2005」なのだが。

初めて行ったのはかれこれ3年ほど前。要はあらゆる出版社・出版関連会社が集まって、
自社製品を売り込む場なのだけど、サイン会や講演会などのイベントもあるし、どこのブースも
書籍は大抵2~3割引で購入できるのがウレシイ。それから洋書バーゲンセールも外せない。
オマケに今年は「日本におけるドイツ年2005/2006」ということもあって、ドイツ・パビリオンが
出ると聞いてわくわく。
まるで遠足に行く子供の気分。

この週末は一般公開日だからか、会場に着いた11時半ごろには受付には長蛇の列。
5分ほど待って入場。なぜかまっすぐドイツ・パビリオンへ。
そこでは丁度ワインの試飲会が行われていた♪景気づけに一杯頂き、会場をまわる。
ドイツで出たばかりの本・話題の本(要するに日本でも売りたい本)がずらりと並んでいる。
幾つか手に取ってみたけれど、残念ながらここでは買えない。展示と商談のみなのだ
(だから何故はじめに洋書バーゲンセールに行かなかったのか?)。
注文にも応じてくれるらしいけど、ゲー○書房、高いからなあ…。

洋書バーゲンのコーナーでは、じっくり吟味。…そうでなくとも未読の本が多いというのに
(20冊くらいは常時ストック)、これ以上増やすにあたっては「前から興味があって」「お得」な
ドイツ語本を探しださないといけない。
結局手にしたのはゼーバルトの『Austerlitz』(日本語版も出ています)。
これが900円。元の価格が9.9ユーロだから、ドイツで買うよりもお得!…とはいえこの本、
さる翻訳の大家が、「よくこの本を翻訳できたものだ!」と驚嘆&絶賛していたのをどこかで読んだ。
アマゾンのレビューでも何というか、評判は良いのだけど、どこか捉えどころのない物語という
印象を受けるので、果たして読了できるのだろうか?…ギモン。

あとはDaF(外国語としてのドイツ語)の読解テスト(どこまでできるのかやってみたくなった)と
哲学を学ぶ人のための読解テキストなどを購入。後者は300円だった。にんまり。
なおも探していると、『バッハ辞典』発見。でけー。重ー。高ー。バッハ好きの友達に電話した所、
欲しいと言うので即決。

他に面白い収穫といえば『イラストで知るカトリック教会生活』。
キリスト教関連の書籍はなかなかお目にかかる機会がないので&興味があったので購入。
キリスト教の典礼歴や祭具、教会組織の仕組みなどがイラストで描かれていてわかりやすい。
特に歴代教皇一覧は助かる(…何に?)。

大手の出版社本はイマイチ買う気にならなかった。せっかくの割引価格なのに、何故?と思う
かもしれないが、「見ているだけでシアワセ」なのと、「図書館で借りればいいや」というのと、
あとは単純に「これ以上持てねーよ」である。
移動中、読売のブース前で泉麻人氏のトークショーを見かけて、ちょっと得した気分。

それからついでに、といっては何だが"紙好き"の私としては「国際文具・紙製品展」にも
足を伸ばしておこうということに。
筆記具は当然として、キャラクターグッズで有名な会社(サンエックスとか)、ノートで有名な会社や
クオ・ヴァディスなんかのブースもあってなかなか楽しい。
サンプルでボールペンや可愛いポストカードも配っていたりして、いつの間にか両手が一杯に。

今回ここで面白いと思ったのはミドリ洋販のブース。
ミドリのブースで大いに興味を引いたのは、ブリティッシュノートと言われるものの投票を行っていたこと。
様々に工夫を凝らしたデザインを展示していて、自分の気に入ったデザインに一票を投じることが
できる。カバー部分がフェルトだったり、クロコ調や畳の質感を再現していたり…そういった商品を、
実際に手に取ることが出来るし、即売もしていた(あくまで試作品なので、どのデザインも50部限定!!)。
見ているだけでも楽しいし、投票結果如何によっては、自分の気に入ったデザインが商品になるかも
知れないし、残念ながら選考にもれたデザインは超レアなノートになるかも知れない(笑)。
3冊ほど購入したが、こうして未使用のノートがまた増えていくことにちょっぴり良心の呵責。

もう一つの洋販では、ちょっとウレシイ商品を発見(これ↓)。
ll1.JPG
『Last Line』なるこの品物、要はクリップ状のブックマークなのだが、真ん中に穴があるのがポイント。

最近電車に乗るときはドイツ語の本を読んでいることが多く、目的の駅に降りた時、慌てて
しおりを挟むのがいつものことなのだが、その後、続きを読もうとしてもどこまで読んだのか
一瞬わからなくなることが良くある。
大体の場所は覚えているけど、正確に「この行から!」というのが出来ない。パラグラフや章など、
キリのいいところで終われば文句ナシだろうが、毎回毎回そんな器用な読み方は出来ない。
最悪の場合、同じページを2度も読んでしまう事も(そしてそれは大抵3分の2ほど読んだ所で気付く)。
要は象形文字(=意味)じゃないから、アルファベット(=記号)の羅列に対応できていないのかな~
などと思っているのだが(単にボケてるだけ?)、これだとまさにその「行」をマークできるわけで、
ずいぶんわかりやすくなる。
ll2.JPG
こんな感じ(位置的には説得力なかったか…ちなみに写真中の本は『Der Dativ ist dem Genitiv sein Tod』。
…面白そうだったので勿体なくて読めず、今頃読んでる。今年8月にはパート2が発売!!)

このLast Line、勿論縦にすると和書でも使える。バラ売りもしていて、1枚150円。
私は初めて目にした&手にしたけれど、青山ブックセンター(ABC)や、洋販直営の書店では
すでに取り扱っているとの事。

…いやー、それにしても疲れた。

投稿者 contra : 22:41 | コメント (0)

12.08.04

湯ヶ島にて[旅行・見物記]

7月から先週まで、仕事がつづいていました。でも殆ど翻訳以外…泣。
おまけにこの仕事のせい(?!)で、断っちゃった翻訳の案件もあったので、
もう本末転倒。
このクソ暑い日々、帰ってくるのが22時なんてのが続くと、正直更新する気力も
ない。意外と私ってネットジャンキーではなかったのね、と思ってみたり。
仕事場でPCに向かい、家でもPCに向かえるのは余程気力のある人か、書きたい
ことのある人なのかな…トホホ。

そんな日々も先週でやっと終わったので、伊豆まで行ってきました。
相棒とレンタカーで目指したのは中伊豆・湯ヶ島。

湯ヶ島にあるお宿「湯本館」は、川端康成が滞在・『伊豆の踊り子』を執筆した
旅館で、実際に彼の滞在した部屋が保存されているとの事。
建物の裏手には狩野川が流れていて、そのすぐ横には岩で囲まれた露天風呂。
こんなところで裸…という戸惑いも、実際にかけ流しのお湯に身を沈めて岩壁に
もたれると、眼前にひろがる清流と木々に魅了されるうちに忘れてしまう。
時折釣り人が横切ることもあるのだけれど、こっちなんか見ちゃあいねえ(笑)
ので、すっかり平気に。大自然のなかの開放感って奴でしょうか。

先日日帰りで湯ヶ島にドライブに来たのだけれど、その時は康成さんの部屋を
見学して(見学料100円)いると、番頭さんが声を掛けてくれた。その時に初めて
知ったのが、この露天風呂。こんなに早く泊まる機会が訪れようとは…。
ちなみに日帰りでの入浴も可能(しかも貸切!)なので、オススメです。

お湯に浸かった後は、湯ヶ島近辺を散策。これは世古峡。

izu.JPG

歩いていると、大好きな梶井基次郎の作品のフレーズがきれぎれに浮かんでくる。
多少は変わっただろうけれど、あちこちに彼の見た風景、歩いた道が残っていて、
基次郎ラヴの私にとっては嬉しい限り。
…結核の療養でやってきた湯ヶ島。
尊敬する川端氏と知己を得、『伊豆の踊り子』の校正作業を楽しそうに手伝う姿。
でも当時の川端氏は、基次郎さんの作品の良さがわからなかったんだよな…。
なんか切ない。

部屋に戻って、お食事を頂く。鮎をはじめとして、季節を感じさせる料理がこれでもか、
と並ぶ。私たちも、これでもか、と食う。
もう一度お風呂に入って、夜風に当たる。かなり涼しい。東京からちょっと離れた
ところに、こんないいところがあったなんて。
…はまっちゃうかも。

投稿者 contra : 16:04 | コメント (2)
August 2007
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  




Category
ご案内
お買い物(12)
ドイツ語・ドイツ関連書籍(4)
ドイツ語・気になる表現(3)
ベルリン・ドイツの話題(22)
散歩(2)
旅行・見物記(12)
気になるグッズ(3)
気になるサイト(5)
気になるモノゴト(13)
翻訳系(7)
読書記録(6)
身辺雑記(36)
鑑賞記録(映画、舞台、その他)(7)
雑感(7)
食い・飲み道楽(7)

Archives
August 2007
Juni 2007
Mai 2007
April 2007
Februar 2007
Januar 2007
Dezember 2006
November 2006
Oktober 2006
September 2006
August 2006
Juli 2006
Juni 2006
Mai 2006
April 2006
Mrz 2006
Februar 2006
Dezember 2005
August 2005
Juli 2005
Juni 2005
Mrz 2005
Januar 2005
Dezember 2004
November 2004
September 2004
August 2004
Juli 2004
Juni 2004
Mai 2004
Mrz 2004
Februar 2004

Entries
記憶の断片へ
意外と楽しい作業
ホステル+オスト=
ハンブルクもチラ見
ハプニングだらけ
どこかで誰かが

Links
pya!
海外ボツ!News
サルヴァスタイル美術館
とまどわず ふりむかず
Puzzling Ring
翠嵐堂
Villa Fort

grupa_cosmos.JPG

Blogs




Thanks
Milano::Monolog
MTMemo
miz graphics
Syndicate this site (XML)
Powered by
Movable Type 2.661