tabula rasa

いわば、スクラップブック兼メモのようなもの。
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01.09.06

箱の中身は何じゃろな[気になるモノゴト]

最近は暑さも和らいできたので(っつーかもう秋!!)そうでもないが、一時期ハエや小バエを台所で
発見することがよくあった。
ドイツの住居は寒さには強いが暑さにはからきしダメで、日中はすべての部屋の窓を開けて、
風を入れないと干からびてしまいそう。で、そうやっていると当然蚊やらハエやらいろいろ入って
くる訳で。
…そんな時、ドラックストアの広告でハエ取りグッズを発見。

fliege0.JPG
これがパッケージ

fliege1.JPG
ハエを箱の中におびき寄せ、中の薬品を食べさせて(?!)殺すというシステム。

実際に組み立てて、窓辺や流しの横に設置してみる。
はじめの数日はあまり効果が見られなかったものの、日が経つにつれ、箱の外で転がっている
ハエを見かけるようになった。しかしこれでは箱の「外」で死ぬわけか。中にはツワモノだっている
かも知れない。箱から結構離れた所、誰も気づかないようなことろでひっそりと死んでいる奴も
いるに違いない。箱の中で死んでくれたら、片付けも早いのに(おい)…ハエトリ紙のようにして
みたらいいのに、なんて思ってみる。

fliege.JPG
黒い部分に薬品が塗られている。

昼食の支度中、箱に止まったハエを観察してしまった。しばらく黒い所でもぞもぞしていたハエは
5分くらい経った頃、飛び立とうとした。…が、すぐ着地。流しの縁でじっとしているので、どうしたの
だろうと見ていると、痙攣のようなものを起こしている様子。そのまま動かなくなるまで、時間は
掛からなかった。恐るべし。
小バエに至っては、箱の内部で絶命。

あまりにインテンシブな殺生ゆえ多少気がひけるのだが、この箱の威力にびっくり。スプレーなど
ではないから、空気も汚れないし、臭いもないし、これは密かなスグレモノかも、などと思いつつ
パッケージに書かれていた成分に注目…Imidaclopridというのが主成分らしい。
主に殺虫剤や寄生虫の駆除剤として使われることが多いらしいけど、農薬としても使用されている
そうな(害虫の神経の伝達機能を破壊するとか)。
いくら人体に無害とはいえ、こんな能力をもつ薬品が農薬として使われている事実にびっくり。

投稿者 contra : 22:12 | コメント (0)

17.06.06

今更『王子様』とは…(恥)[気になるモノゴト]

今回は完全に自分の楽しみだけで書いていますので、ドイツの話は一切出ません。あしからず。

…私の青春時代、『王子様』と言えばオザケンだった。とはいえ実際、私にとって彼が王子様だった
時代はフリッパーズ・ギターの頃がピークで、世間的に『王子様』として認知される頃(笑)には、
すっかりネタとしてみるようになっていたのだが。
その後、ポストオザケンとして『王子様』扱いされたのが及川ミッチーだったが、なぜか彼に関しては
素通りで(笑)、TVでのトークを面白がって見ることはあっても、彼の音楽は全く知らない有様だった。
顔立ちは決して嫌いではなかったのだが、『王子様』にはなりえなかったんだな、きっと。
『ヨン様ブーム』が巻き起こった時、基本的にメガネフェチの自分はハマってもおかしくなかったのに
これもあっさりクリア。芸能人の誰かに入れあげることなんて、もう無いだろうなあ~…なんて思って
いたら…見つけてしまいました。久々の『王子様』。

それは先日放映された「ユーロヴィジョン・ソングコンテスト」での事。
このコンテストは毎年恒例イベントで、言ってみればヨーロッパ各国対抗歌合戦のようなもの。
以前Stefan Raabがドイツ代表として出場した事もあるし、何かと話題になる事も多いので、ドイツに
いるときは毎年欠かさず見ているのだが、今回そこにラトヴィア代表のcosmosというグループが
出場していた。

ユーロヴィジョンでは珍しいアカペラグループで、アメリカや日本の有名ヴォーカルグループと
比べると多少垢抜けない感じはするものの、"I Hear Your Heart"(You Tubeへリンク)という曲の
ハーモニーは、とても綺麗で印象に残った。
…後日ネットで検索してみるが、ドイツでは当然彼らのCDなんて手に入るはずも無く、ようやっと
たどり着いた公式サイトでいろいろ見ていくと、ここが結構良心的。
ディスコグラフィーなんかが一部試聴できるようになっているし、写真なんかも豊富。で、分かった
のは2003年にデビューして、ラトヴィアではかなりの人気があるグループらしいという事。
メンバーは専門的な音楽教育を受けた経歴があり、オリジナル以外にも名曲をアレンジしてみたり
(Jamiroquaiの"Virtual Insanity"までやっちゃうとは。驚き!!)となかなかの技巧派。
…で、その中のうち公式サイト内をうろうろしているうちに気になり出したのがReinisという子。

file_13_1.jpg
右から3番目の黒髪ストレート…他が皆短髪なのでちょっぴり浮いているような(笑)

reinis.bmp
端正なお顔立ちに、つやつやの黒髪が大層お似合いです。

彼はcosmosに後から加入したメンバーで、リズムを担当している。マイケル・ジャクソンの大ファン
らしく、実際に影響を受けてもいる様で、"Billie Jean"(これもYou Tube)を歌った時はマイケルの
モノマネをしていたし…正直微妙だったけど、綺麗なお顔立ちで帳消しです(おいおい。)
公式サイトの写真を見ていても、彼の存在は独特というか「浮世離れ」した感じが常にするし。
ああ…私、どこか浮世離れしているタイプが好きなのかあ…今更ながら気がついた(笑)。

デビューアルバムと彼の加入以後の音楽を聴きくらべると、随分とポップになった感じがするし、
作曲にも積極的に取り組んでいるようなので、グループにはいい影響を与えているんだ…と思う。
とりあえずCDを注文してみたので、手にするのが楽しみ☆
しかし5枚出ているうち2枚しか買えなかったのは、ひとえにラトヴィア語が分からないから。
ラトヴィア語を始めようかとちょっぴり思っている自分が、我ながらコワイぞ。

(殆ど自分用の)参考:EIRODZIESMA「ユーロヴィジョン2006」ラトヴィア国内予選サイト。(英)

(追記)9月9日、ポツダムでcosmosのコンサートがあるとの情報をキャッチしてしまいました。…ええ、
今のところ行くつもりな私。どうぞ笑ってくれたまえ。

投稿者 contra : 23:22 | コメント (3)

26.03.06

なにげに江戸っ子[気になるモノゴト]

知人よりお米を頂く。鍋なども。
いろいろ出費がかさむ側としては非常にありがたい。

…そのお米が「日の出」だった。
前からあるのは知っていたけれど、ちょっと高いような気がしていたので、買ったことはなかった。
いつもミルクプディング用の米を鍋で炊いて食べていたのだ(でもアレは時間が経つとガチガチに
なってしまうので、保存ができない)。
でも今度は炊飯器も譲っていただいたことだし、「食うぞ食うぞ~、日本っぽいお米!!(笑)」と思って
袋を見ていると気がついた事が。

「日の出」って書いてあるのだが、ローマ字表記が何気に江戸っ子。

shinode.JPG

あとこの「称賛日本米」という表現も、大いに謎。
…出自のわからぬお米です。

投稿者 contra : 21:45 | コメント (0)

11.03.06

雑誌を売るホームレス[気になるモノゴト]

昨日より更にすごい雪の中、引き続きIKEA参り。
昨日よりはずっと雪も細かくなって、粉っぽい。歩を進めるたびに、足元できしきしと音がする。
駅に向かういつもの道から一本それたところに入ってみると、広い道なのに、人気がない。
週末だからかも知れないけれど、音は全部雪に吸い込まれ、振り返っても、前を向いても人が
いない。
シーンと静まり返った街を、一人ぽつねんと取り残されたような気になるのは心細いけれど、
ちょっぴり「独り占め」に似た気持ちも。

Sバーンの中で、何か訴えているおじさんがいると思ったら、ホームレスのおじさんが雑誌を売りに
来ていた様子。
日本でも「ビック・イシュー」という雑誌があるけれど、ベルリンにもやはりそういった新聞・雑誌は
あるみたい。ただ、その口上を聞くと、どうやら自立支援のために発行紙の購入を呼びかけるだけ
ではなくて、購入しない場合でもいくらか恵んでくれると助かる…みたいな事も言っている。
昔から、ドイツの街角で物乞いを見かけたことがあったし、声を掛けられたこともあったけど、実際
電車を待つ間も、同じような口上で売りに来たおじさんがいた。
…正直これじゃ昔とあんまり変わらんような(失礼)。

頭をよぎるのは日本の販売員さんたちのこと。暑くても、寒くても彼らはずっと立ち続けていたなあ、
と。お客が来るのを待ち続けていたなあ、と。

ホームレスが販売員として活動し、その売り上げで生活費を稼ぐというやり方だけど、国が違えば
やり方も違うんだな、と思う。

投稿者 contra : 20:48 | コメント (0)

15.12.05

いくつもの眼[気になるモノゴト]

それは11月になろうかという頃だったっけか。注文した商品がAmazonから届いた。
同封されているチラシが眼にとまった。「クーリエ ジャポン」という雑誌が創刊される。
フランスで成功を収めた雑誌「Courrier international」の日本版が創刊されるという。
世界の1000メディアから、様々な視点の記事を厳選して、紹介する…要するにメディアをはじめ
とするアメリカ中心な意識、「世界=アメリカ」というイメージを覆そうという雑誌らしい。

確かに日本で手に入る活字情報というのは限界がある。とはいえ今ではブログニュースをはじめ、
情報を得ようと思えば幾らでも手に入る。その上、海外メディアの記事も今ではネットで読むことが
できるし、それで不自由していないからいいという人も多いだろう。特に英語のできる人はそう感じる
かも。…けれど世界のどのメディアも英語で情報を提供しているわけではないし、自分の興味
だけではカバーしきれない情報なんて、世界には無尽蔵にあるし、そもそもそんだけの情報を求め
ネットをさまよう時間など無いわいな。
こういうタイプの雑誌が欲しかった自分としては期待も膨らんだ。
そんな訳で創刊当日の11月18日、早速コンビニへ立ち寄って、実物を入手。

創刊号ということもあって、良くも悪くも気合が入っている感じがものすごく伝わる。
特に総選挙の分析記事は、小泉首相に対する評価・批判をバランスよく紹介しようと努力していて
面白い。普段だと、自分の信条に「より近い」論調に触れておしまいなのだけど、ここでは一度なり
とも、他の意見に耳を傾けることのできる場所がある。雑誌としては一つの意見を推す事はない為、
ちょっと平板な印象を受けるけれど、それも慣れれば気にならなくなるかな。一つのモノゴトを、
ざっと広く見渡したい人向けですね。

その後、創刊2号になって少し力が抜けた感じを持ったものの、印象としては熱くも無く冷たくも無く、
安定した印象。とりわけヒラリー&ライスについての評論記事は面白く読んだ。二人の生い立ちから
彼女達のバックにつく陣営まで比較していて、これまであまり関心のなかったアメリカの「次期
大統領」について少しだけ興味が出てきた(←単純)。
また、3号のフランス人女性記者による、イラクでの米軍従軍ルポも読み応えがあった。

また「外から見た日本」の姿を紹介する企画も多い。…私もそうだが、なぜか日本人は「外国から
どのように見られているか」が妙に気になってしまうところがあると思う。だからこそ成り立つし、
ま、そこそこ面白いからいいんだけど、その分上のような読み応えある記事が減るのはイヤだな。

それから本当は気にすることじゃないのだろうけど、創刊号の巻頭で本国フランスでの購読層の
プロファイルが紹介されていた。…が、これがなんとも言えない。正直萎えた。

●クーリエ・アンテルショナルの読者層は?
 35歳 読者の平均年齢。ほとんどが都市生活者。
 80% 管理職、もしくはエクゼクティヴ。
 72% 「自分は仕事とプライベートの両方で成功している」と考えている。
 56% 過去1年間に海外でバカンスを過ごしている。
 48% 社会活動や文化活動に携わることが非常に大切だと考えている。
 46% グラン・クリュのワインを楽しむ。

なんて嫌味ったらしいプロファイルだろう!グラン・クリュとかいちいち書くなよ(笑)
日本ではもう少し学生とかの割合が増えるとは思うのだが、フランスの中に未だに厳然と存在する
「階級」を感じる。ここに描かれている、いわゆる「知的エリートで社会的にも成功している」個性の
持ち主達は、この前の暴動をどう考えているのだろう?日本版の紙面で紹介されていたのは見開き
2ページのみだった。本国ではもっと特集されていたのかも知れないけれど、そこら辺ももっと
知りたかったな。[…ちょっと話がずれるが、思えば暴動を起こした人々には、ハナから「勝ち組・
負け組ゲーム」への参加資格を与えられていない。ゲームに参加するという「選択」すら出来ない
ため、はじめから「自分らしく」という呪文を唱え続けなくてはいけなかったのではないか。そして
それは、紆余曲折の挙句「自分らしく生きる」事を選択するのとは、明らかに違うはず…日本も
いつかこんな日がくるんだろうか。]

ま、いろいろ書きましたがなんとか軌道に乗せて欲しいものです。
編集の現場から発信される日記も、様々な編集スタッフの声が紹介されている。
編集会議の様子が書かれていたが、ボツになった企画原稿も紹介してくれたらいいのに、なんて
思ってしまった(そうなるとまたお金がかかるだろうから、やっぱできないだろうなあ)。
興味のある方はこちらもどうぞ。

投稿者 contra : 15:02 | コメント (2)

11.08.05

ハリー・ポッター in グァンタナモ[気になるモノゴト]

たまーに拾い読みする『Netzeitung』紙(日本語に訳すと『ネット新聞』…まんまや)に面白い
記事が載っていた。

ハリー・ポッター in グァンタナモ」と題したこの記事は、アメリカの『ワシントン・ポスト』紙が
伝えたもの(リンク先はドイツ語です、あしからず)。
それによると"グァンタナモ収容所でも『ハリー・ポッター』シリーズは人気"なのだとか。
面倒くさいので(←おい)全文を訳すつもりはないが、大体の内容はこんな感じ。

グァンタナモ収容所でのコーラン冒涜事件をめぐる一連の報道で、一時は危機に陥ったアメリカの
宣伝戦略。今では世界の大部分がそんな事件も忘れたかのようだが、そんな中、今度はアメリカの
メディアがグァンタナモからの"癒し系"の話題を伝えてきた。

単なる容疑のみで、司法による尋問や起訴を受けないまま、何年も収容されている『被収容者』
たち。彼らも『ハリー・ポッター』シリーズを読むのかどうか、『ワシントン・ポスト』紙がグァンタナモの
図書館司書に問い合わせたところ、どうやらこれが結構な人気で、中には映画版も見たいという者
もいるのだそうだ。
また、アル・カイダやタリバンの支持者とされている者たちの間では、アガサ・クリスティのミステリー
が評判らしい。

とはいえ被収容者達が図書館内で自由に本を物色できるわけではなく、実際は図書館員たちが
書籍を車に載せて、監房から監房へと運んでいるそうで、内容も「刺激を与え、暴動を引き起こす
ような」政治的な本は扱っていないとの事。

…確かに多少は微笑ましい感じがする。でも、グァンタナモをめぐっては何かと議論が絶えない事
ことだし、こんな毒にもクスリにもならないようなニュースを発信する暇があったら…(以下略)。
あらぬ疑いをかけられて、何年もグァンタナモで過ごさねばならぬ人々に、一日もはやく(お外で)
ハリー・ポッターを見せてあげたいものです。

ところで、現在アムネスティ・インターナショナルが中心になって、グァンタナモ・アクションという
キャンペーンが行われている。これはグァンタナモ基地(公式サイトはクソみたいなものだった
ので、刺激がたくさんのこちらをどうぞ…笑)の即時閉鎖を求めるメールをブッシュ大統領宛てに
送ろうというもの。
例文が用意されているので、英語が苦手な人も大丈夫。興味のある人は是非どうぞ。
ついでに書いておくと、公には「グァンタナモ湾米海軍基地」なのだが、先に紹介したドイツの記事
では「収容所」という言葉が使用されていたので、そのまま使用した次第。

…本当は昨日書こうと思っていたのですが、『ホワイトバンド』に遭遇したので今日になっちゃった。
最近のエントリを見ていると、やたら重いこと書いたり真面目な呼びかけしてみたり、なんだか自分
じゃないみたい…(笑)。

投稿者 contra : 22:40 | コメント (0)

10.08.05

世界的にほっとけないのだ[気になるモノゴト]

仕事の帰りに立ち寄った書店。
会計を済ませた後、レジ横に置いてあるワゴンに、白いリストバンドのようなものを発見した。

wb.jpg

その名も「ホワイトバンド」。シンプルなデザインで、雪の結晶のような模様が3つあしらわれているだけ
(これは後にアスタリスクだと知る)。
貧困撲滅のためのキャンペーンで、このホワイトバンド(一個300円也)を購入し、身に付けよう!
…というものらしい。

そういやどこかの新聞で読んで、「何か気になる」と思ったきりだった。
早速手にとってレジに向かおうとしたら、行列が出来ていて一瞬萎えるものの(空腹だった)、
頑張って再度並んで購入。

帰宅してとりあえず身に付けてみる。ちょっと女性の手首には大きすぎるなあ、というのが正直
な感想。今の季節なら足首につけてもいいかもしれないけど…(これは公式ブログにも書いて
あって、現在小さめサイズを検討中とのこと)。

…正式には『ほっとけない 世界の貧しさキャンペーン』。
世界のNGOが連携してのプロジェクトで、日本では今年の7月から始動したばかりなのだそうだ。
以下にこのキャンペーンの趣旨を(公式サイトより抜粋)。

いま世界では3秒にひとり、子どもが貧困から死んでいます。1日だと3万人。 1日1ドル以下の生活をしている人は12億人、きれいな水を飲めない人は10億人以上、 読み書きのできない大人は8億6000万人、これまでエイズで死んだ人は2000万人。


世界的な貧富の差が拡大しています。モノをつくっても公平に取り引きしてもらえなかったり、返済不可能なほどの借金を背負わされていたりすることで。

この貧困は人災です。克服することができます。
そのために必要なのは「貧困を世界の優先課題とすること」です。

20年前、アフリカ救済イベントで280億円の寄付を集め、
喜んだのもつかの間、それがアフリカでは先進国への債務返済に一週間で消える額でした。
寄付だけでは、貧困のスピードに追いつけないのです。
みんなの意向を集めて、政策を引き寄せなければ。

世界の貧困をなくすために、日本にできることは、
援助をふやす、援助をよくする、
最貧国の高すぎる返済金利を少なくする、
そして貿易をフェアにする、この4つです。
2005年はG8サミット、国連総会、WTOと大きな会議が3つもあります。
日本が世界にむけ「貧困の克服を日本の優先課題にする」とはっきり言うチャンスです。

今、世界が本気になって、構造を変えようとしています。
あなたも、ホワイトバンドを身につけてください。
貧困をなくすために、できることをしてください。

ほっとけない 世界のまずしさ。

街中での募金はなんだか信用できない(ついこの前も詐欺で摘発されているところがあった)し、
こういうのってなんだか偽善っぽい…そう思う人だっているだろう。勿論貧困に苦しむ国々だって
お金が集まる方が断然いいに決まってる。だが、集まったお金があっという間に借金返済で消えて
しまうという、焼け石に水のような状態が続いているのならば、世界全体でこの問題に取り組んで
いくしかないわけで、そうなると、やがては「自分も」その問題について考えることを求められていく
だろう。
自己満足でもなんでもいい、そういうことに関心を示すことって、悪いことじゃない。

お金を出して、ハイ終わり…の時代から、フツーの人も気軽に、でも一過性のものではない関わり
かたのできるキャンペーンへ。これからの展開が楽しみです。

ちなみにドイツ語版公式サイトはこちら。トップのGrönemeyer、やっぱりねって感じです。
ドイツ版のホワイトバンド…興味あるけどサイズが大きそうなので、やっぱやめとこ。

※1このホワイトバンド、購入しないといけないわけではなく、紐でも布でも白いものを腕に巻い
たりしてもOKらしい。大事なのは貧困問題に対して意識を持つということ、そしてそれを姿で示す
事なのだそうな。

※2ホワイトバンドは最近オークションなどでも高額で取引されているらしい。特に外国版の物は
レア度が高いのでわからないでもないが、あまりに高額だと、本来の目的から外れてしまうのでは
ないかと心配。…余計なお世話?

★追記(9月15日)
購入してからというも、シャワーを浴びる時も寝る時も身に付けているホワイトバンド。
そのホワイトバンド、最近は「詐欺か否か」で盛り上がっている。頂いたトラックバックにも、その
様な趣旨の記事があり、興味深く読ませていただいた。

雑誌「GQ」でも、ホワイトバンド一本の売り上げ(300円)に対するコストの内訳が紹介されていたが
実際にアフリカに寄付が行くのかと思えばさにあらず、殆どが流通費・宣伝費などに消えていき、
残りは参加しているNPOやNGOの活動費に消える…だからこれは募金や寄付ではなく詐欺だ!
と、大まかに言うとこういう事らしい。

という訳で、先日の記事で私が書いた「売り上げは貧困撲滅のために使われる」という表現はかなり
誤解を招く可能性があるので削除させていただきます。
※公式サイトのPDFには、当初「ホワイトバンドの売り上げの3割は、世界の貧困をなくすための
活動費に使われます」と紹介されており、それを記事を書く際の参考にしたのだが、後に「そして
そのような世論を構成する行動的な市民層を育てる地球市民教育や開発教育活動などを強化
するためにも、この部分は使われます」という一節が追加されたとのこと。

個人的にはこういった情報を聞いても、だまされたのとは違うんじゃないかと思っている。購入後に
公式サイトで内訳も確認したし、「GQ」でも見た。…そりゃお金掛かるだろうよ、とある程度納得
している。
Web一つとっても構築・維持するのは大変だろうし、広告をバンバン打って人の目に留まらなければ
そもそもせっかくの活動が無駄になる。ホワイトバンド自体だって、あんまり買い叩くようなことが
あれば「フェアトレード」ではなくなるだろうし、そもそもこの運動自体に尊さを求めて、ボランティアで
やれというのはこちらのわがままだし。
このプロジェクトがきっかけで、「貧困問題」について関心をもつ人が一人でも増えればそれは
すごいことだと思う。

…でも正直言って雑誌やテレビが「セレブも身に付けている!!」というような紹介の仕方には辟易。
こういう宣伝方法じゃないと多くの人には広まらないだろうけど、その分「ブームの終焉」に向けて
加速をつけているだけじゃないのかと心配する。"格好良く"やるのもいいけど、諸刃の剣みたい。
地味だとウケないし、マスコミや宣伝屋を味方につけるのもいいけれど、そのぶん「消費」される
スピードが早まるとすれば残念。

これまで中国で生産をしていたホワイトバンド(個人的にはそこが疑問だった。せっかくやるなら
アフリカでやれば?って)、やっとアフリカで生産する目処がついたと言うことだったのだが、こんな
状況じゃアフリカの工場が軌道に乗る前に「ブーム」は終わってしまうのじゃないだろうか。地元民
からすれば、せっかく仕事につけたのに、「ブームが終わったから」と首切られたらたまんない
…ナタデココの二の舞?

そしてもっと心配なのは、その「終焉」とともに、貧困問題に対する関心も薄れていってしまうこと。
私自身はブームが終わっても身につけるつもり。それは貧困問題だけじゃなくて、自分自身への
呼びかけだ。「関心を持ち続けよう、学び続けよう、自分で結論を導こう」と。


■参考までにどうぞ
・「さて次の企画は」-ほっとけない!ホワイトバンドで儲けるサニー・サイドアップメソッド
・「suneoHairWax::ein differenztheoretischer Ansatz」-ホワイトバンドへの嫌悪について
・「Where Angels Fear to Send Trackbacks」-ホワイトバンドを巡る議論についての覚え書き

投稿者 contra : 23:15 | コメント (2)

21.01.05

おっちゃんの笑顔…priceless(笑)[気になるモノゴト,読書記録]


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Big Issue』という雑誌がある。主に首都圏や関西で販売されていて、一部200円。
この雑誌が他と大きく違うのは、書店では買えないってことだ。欲しいと思ったら、
販売員から買わないといけない。そして、その販売員になれるのは、ホームレスだけ。

"ホームレスの仕事を作り、自立を応援する"という使命を担い、ロンドンで創刊されたのが91年。
それが成功を収めて、日本に上陸したのは03年。当初は月刊だったのが、昨年9月からは
月2回刊になった。

販売員として登録すると、はじめに『Big Issue』誌が10部無料で支給される。
全部売れると2000円の収入。今度はそれを元手に1部90円で仕入れをすることができる。
そうやって販売員自身が仕入れと販売を続けていくシステムだ。
仕入れと売り上げの差額は販売員の手元に残るから、彼らはそのお金を貯め、
自立へとつなげていくことができる…ということらしい。

私は創刊2号から購読しているが、はじめは(自分が傲慢だったのだが)どこか
ボランティア的感覚で、「買おう!」と思っていた。
世の中ではフリーペーパーというものがいたるところで配られている。200円を出して、
それに見合う情報が得られるのか?と。そこを考えると、はじめは正直心配だった。
イギリスや他国の『Big Issue』からの翻訳が多く、登場するアーティストも、音楽の
趣味が相当偏っている自分には、ピンとこなかったりしたのが正味の話。
HMVやタワレコで配ってるようなフリーペーパーとあまり変わらないんじゃないの?
という印象すら持った。
それでも、ギャラも発生しないのに、『Big Issue』に登場することを誇りにしている俳優や
アーティストを見ると、素直にその姿をカッコいいと思った。
…そして、なによりも販売員のおっちゃんたちが、それまでのホームレスの「イメージ」
とは違って、とても紳士的で魅力的だったのだ!

ビッグイシューと陽気なホームレスの復活戦』は、ライターの櫛田さん(HPはこちら)が
渋谷で偶然出合った『Big Issue』とその販売員さんたちとの交流を軸に、ホームレスの
人たちの生活ぶりや彼らを取り巻く問題、そして『Big Issue』発行スタッフの奮闘ぶりを
描いた本だ。
櫛田さんの筆を通して見た販売員のおっちゃんたちは、皆とても個性豊かで素敵だ。
喜怒哀楽があふれている(怒はあんまりないか…汗)。
彼らと関わることで、櫛田さんも素直で贅沢な感情を生き生きと伝えてくれるので、
まるで自分も販売員さんたちと知り合いになったかのような親近感を抱いてしまう。
本を読みながら、思わずにやにや、うるうる。…かなりアブナイ(?!)

本誌も、最近は日本独自の記事も増えたし、視点やテーマの選び方も、『Big Issue』
ならではという様なものが多くなったと思う。
普通に娯楽では終わらず、自分を取り巻く世界や社会で起こっている様々なことを
教えてくれる。そして時には深く考えるきっかけをくれる。

おっちゃんの笑顔がみたい。そう思ってついつい声をかけてしまう。
おっちゃんの笑顔は、愛想や冗談じゃなく、本当に輝いている!
心からの「ありがとう!」という言葉と笑顔が、人をこんなにもシアワセにしてくれるんだな~
と、いつも感じる。
そして、差し入れのカイロ片手についつい立ち話をしてしまう。
最近良く行く販売員さんは、次号の『Big Issue』に出るんだと教えてくれた(『今月の人』
という販売員さん紹介記事がある)。…これは次号、サインしてもらわねばっ。

…たった200円。
でも、私は時々200円以上の物を販売員のおっちゃんから受け取っているのでは
ないかと思うことがある。
街で『Big Issue』片手に立っている販売員さんがいたら、是非声を掛けてみて下さい。

[ところでドイツのストリートペーパーを翻訳するボランティアとか、ないかしらん??
ストリートペーパーはドイツでも、ベルリンやミュンヘンはじめいくつかの都市で
出ていることだし、ボランティアなんかあったら是非させて欲しいのだけど(…って
先に書いたことと矛盾してる?)。]

投稿者 contra : 23:25 | コメント (0)

23.06.04

あれか、これか。[気になるモノゴト]

そろそろこの時期になってくると、相棒に聞かれることがある。
「何が欲しい?」…そう、誕生日のプレゼント。
ただいまリクエスト受付中なのだ。

相棒との付き合いが始まってからこれまで、プレゼントは大抵「本」。
「聖書」や「ヨーロッパの歴史―欧州共通教科書」、それに「西洋美術館」だって
相棒からもらったもので、欲しくても高いから、買うには勇気の要る本だった。
我ながらあまり色気がないなあ、と思うけれど仕方がない。
世の中には欲しい本が一杯あるのだ。

そういえば子供の頃も、誕生日には父が思いっきり本を買わせてくれたっけ。
1万円分とか、そんな感じで限度額を決められて、書店をあちこち物色するのが
好きだった。そして、普段じゃ買えないハードカバーの本を手に入れて、机の上に
積み上げるのが、なんともいえない幸福だったのだ。
…父にしても、変なゲーム機をねだられるよりよっぽど安上がりだったのでは
ないだろうか。今から思えば、それで彼はニコニコしていたのではないかとすら思う。

さて、今回は丁度良い所に、「これぞ」という本が発刊された。「6ヶ国語大図典」だ。

zuten.jpg

これはイラスト辞典なのだけど、たまらないところは日本語・英語のほか、独・仏・伊・
西の6ヶ国語で書かれていること!
見ているだけできっと楽しいだろうし、翻訳でも役に立つかもしれないし。
そんなわけでリクエストは、ほぼこれで通りそうに思えた。

と、そこに気になる商品を発見。それは「マツケンサンバII」!
mks.jpg
↑どうしてもジャケ写真を使いたかった…。これだけでもインパクト大ナリ。
かなり欲しい。小西さんのリミックスも入っていて、出る前からの評判が結構いいだけに、
ネタとしても、楽曲としても相当気になる。しかも初回はDVD付き!総ラメ衣装の
健さんが腰を振り振り踊る姿、すごく見たい(ヲイ)。

…ホントに考え込んでしまった。
さっき相棒に、この2つのうちのどちらかにしたいんだけど、とメールしてみた。
返事はどうなることやら。

でも、ホントに「マツケンサンバⅡ」がきたら、どうしよう(笑)

投稿者 contra : 20:34 | コメント (0)

14.06.04

本物のひざまくら[気になるモノゴト]

どうして「ひざまくら」は「腿まくら」って言わないんだろう。

…文字通りのひざまくら。
一度相方にやってみたら、泣きそうな顔をしていた。

投稿者 contra : 17:26 | コメント (0)

08.06.04

こんなゴミ箱[気になるモノゴト]

bush.JPG


投稿者 contra : 17:06 | コメント (0)

04.03.04

こんなものが[気になるモノゴト]

"マイピクチャ"の整理をしてたら出てきました。

gg1.jpg

「トリビアの泉」で紹介され、62へぇ~を獲得した自衛隊饅頭「撃(GEKI)」のジャケ写真。
これは以前、相棒がお土産に持って帰ってきたのを撮影したもの。右上に、誇らしげに
62へぇ~GETをアナウンスしているあたり、なんだか親近感が生まれます。

ロゴの付近はこんな感じ。いや~、威勢がいいったら…。
gg2.jpg

じつはこれを入手してすぐ、友人に会う予定だったのでお土産として持参。
あわよくばその場で開けて、賞味会でも…と思ったのですが、友人は
他に見せたい人がいたようで、お持ち帰りとなりました…(悲)。

しかしその後、友人は律儀にも中身画像を送ってくれました。

…饅頭のジャケ写真が持つ派手さとは裏腹に、野菜を使った天然色素で
描かれたお饅頭の図柄は、パステル調の和み系でありましたとさ。
こちらで通販しているようですが、個人的には饅頭より「防衛ホーム新聞」のほうが気になる。

投稿者 contra : 19:02 | コメント (0)

02.03.04

久々の英語…大苦戦!![気になるモノゴト]


cover

最近"英語"が気になる。

ドイツ語を選んだ時も「英語は皆やってるから面白くない」という理由が後押しした。
ずっと遠くから眺めていた言語だけれど、翻訳を生業としたいのなら、どうも避けて
通れない言語なのだと、最近実感している。
ドイツ語やフランス語など、ちょっとマイナーな言語の翻訳者も、実際の所は英日
(もしくは日英)翻訳をする傍らでしか仕事が入ってこないようだし、やっぱり英語も
出来たほうがいいに決まってるんだろう。最近いくつかのトライアル(翻訳者採用の
ための簡単な試訳)を受けてみたが、やっぱり英語は怖くて手が出せない。

そんなことを考えながら…

そんなことを考えながら書店に入ると、平積みになっていたのがこれ。軽い気持ちで
手に取ってみる。100ページもない薄っぺらな本なので、とっつきやすそうと考えたのが
その理由。結局購入し、家でさっそく取り掛かってみた。

実際にやってみると、これが結構大変だ(笑)。
高校の頃、英語は得意教科だった自分の姿はどこにもない。高校以降、全くと
いっていいほど英語には触れてこなかった自分の現在地点はひどいもんだ。

この本の面白い所は、いくつかある。
一つ目は、文法・読解・対話・作文の4つの分野ごとにレベルチェックできる事。
レベルに応じて、今後どのような学習法が合っているのか診断もしてくれる。
もう一つは、分野別のなかでも得手不得手がうっすら見える仕組み。
たとえば文法でも、分詞や関係詞はOKだけど、過去や未来の事に関しては
ちょっと弱い、とか。

N○VAなんかがCMで、「第二言語習得法」(だったっけ?)をアピールしている。
言語を習得するのに適切な環境、と言うものは日本にいてそうそう用意できる
ものではないから、良くわかる。
自由に会話が出来ればどんなに楽しいだろう、とも正直思う。
でも、仕事で外国飛びまわっているのでもない限り、結局最終的には読み・書く力
なんじゃないかなあ、とぼんやり考える今日この頃。
日本をベースにし、外国の情報の洪水の中から自分の必要なものを探し出す能力、
オークションや通販で、外国の人ともやり取りする事が出来る能力…ネットのおかげで、
日本に居ながらできることが増えた今、今まであまり大事にされていなかった能力が
必要になってくるんじゃないかなあ(特にきちんとした文章は、きちんと訓練しないと
書けないしなあ)。

そういうわけで、もう一度文法からやり直そうと思います(成績悪かったんや~、という
突っ込みはナシで…)。

投稿者 contra : 18:25 | コメント (0)
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