11.09.06
偽装はここにも?![雑感]
先日、ミュンヘンの食肉加工業者が、消費期限を4年も過ぎた食肉をケバブ用の肉に使用して
いたことが判明して、大騒ぎになっている。以前にも同じような事件があったと記憶しているが、
日本にいた時に散々耳にした「トレーサビリティ制度」という言葉なんかは聞いたことがないし、
意外とそこら辺は「性善説」でやってきたのかな~、なんて思ってみたりする。
KaDeWe(※)の近くにある某アジア食品店。時々何かのついでに立ち寄って、買い物をする事が
ある。そこではカレーや醤油などの日本の調味料や、レンコン、もやし、えのきだけといった生鮮
食品も売られていて、結構重宝している。
初めて店を訪れた時、パック入りの豆腐が売られていたので、迷わず買い求めた。こちらでは
森永が紙パック入り豆腐を販売しているのだが、結構高いので買ったことがない(確か2ユーロ
前後=約300円)。それに比べるとここの豆腐は一丁90セント前後(=約140円)で、しかも絹ごし。
以来こちらに来る用事があるたびに、ここで豆腐を買い求めていたのだが、ずっと気になっていた
事があった。
それは3種類くらい売られている豆腐の賞味期限が、そろいも揃って同じ日に設定されている事。
消費期限を迎えた大量の豆腐は店頭から跡形もなく消え、翌日からはまた新しい豆腐がてんこ
盛りになっている。
製造元がシンガポールとかそんなところだから、空輸・入荷する日が同じなのかな?…などと考えて
いたのだが、どうやらそうではないのかも知れない…そう思うようになったのは、豆腐をパッケージ
から取り出した時。いつもの豆腐に比べて、端っこが黄ばんでいる気がする。お味噌汁用に切ろうと
包丁を近づけた時に良く見ると、反転した「プラ」のマーク(日本のリサイクルマーク)が豆腐にも
付いている…いや、付いているのは普通なんだけど(充填式豆腐だし)、パッケージを開けてすぐ
付いてるっておかしいでしょう?
パッケージの底に「プラ」マークが付いてるんだから、普通はそこに付いている筈。でも、あるべき
所には無い。…どう考えても「一度パックから取り出して、もう一度入れなおした」状態。
そこからついつい考えてしまう…もしかして、賞味期限を迎えた豆腐は、再び包装されなおして
売られている?!…まさかね。
そういえば以前デュッセルドルフの食料品店でも、買ってみて、輸入シールを剥がしたら賞味期限
切れ、という経験をしたことがあった。ご丁寧に賞味期限の上にシールを貼っているから参る(勿論
全部が全部賞味期限切れではないが、モノによっては大いにありうる)。…とかいいながら、賞味
期限が切れていても、余程の事が無い限り食っちゃうんだけど。
結局、消費期限を偽装したと思われる豆腐は味噌汁で「煮沸消毒」して頂いたが、やっぱりどこか
すっぱい気がしたのは気のせいか?!
ベトナム系のその店に関しては品揃えもあったことだし、最近まで「性善説」でやってきたが、もう
そろそろ考え直した方が良さそうだ。
※KaDeWe:ベルリンのみならずドイツ、ヨーロッパでも一、二を争う規模といわれるデパート。
Kaufhaus des Westens(「西のデパート」)という名の通り、ベルリンが東西に分かれていた時代、
この界隈は東側に対して「ショーウィンドウ」の役割を果たしていたというので、きっと資本主義社会の
豊かさを見せ付けるような威力のある店だったんだろうと思われるが、どうも日本に比べると物欲の
湧かない物ばかり。
01.09.06
箱の中身は何じゃろな[気になるモノゴト]
最近は暑さも和らいできたので(っつーかもう秋!!)そうでもないが、一時期ハエや小バエを台所で
発見することがよくあった。
ドイツの住居は寒さには強いが暑さにはからきしダメで、日中はすべての部屋の窓を開けて、
風を入れないと干からびてしまいそう。で、そうやっていると当然蚊やらハエやらいろいろ入って
くる訳で。
…そんな時、ドラックストアの広告でハエ取りグッズを発見。
これがパッケージ
ハエを箱の中におびき寄せ、中の薬品を食べさせて(?!)殺すというシステム。
実際に組み立てて、窓辺や流しの横に設置してみる。
はじめの数日はあまり効果が見られなかったものの、日が経つにつれ、箱の外で転がっている
ハエを見かけるようになった。しかしこれでは箱の「外」で死ぬわけか。中にはツワモノだっている
かも知れない。箱から結構離れた所、誰も気づかないようなことろでひっそりと死んでいる奴も
いるに違いない。箱の中で死んでくれたら、片付けも早いのに(おい)…ハエトリ紙のようにして
みたらいいのに、なんて思ってみる。
黒い部分に薬品が塗られている。
昼食の支度中、箱に止まったハエを観察してしまった。しばらく黒い所でもぞもぞしていたハエは
5分くらい経った頃、飛び立とうとした。…が、すぐ着地。流しの縁でじっとしているので、どうしたの
だろうと見ていると、痙攣のようなものを起こしている様子。そのまま動かなくなるまで、時間は
掛からなかった。恐るべし。
小バエに至っては、箱の内部で絶命。
あまりにインテンシブな殺生ゆえ多少気がひけるのだが、この箱の威力にびっくり。スプレーなど
ではないから、空気も汚れないし、臭いもないし、これは密かなスグレモノかも、などと思いつつ
パッケージに書かれていた成分に注目…Imidaclopridというのが主成分らしい。
主に殺虫剤や寄生虫の駆除剤として使われることが多いらしいけど、農薬としても使用されている
そうな(害虫の神経の伝達機能を破壊するとか)。
いくら人体に無害とはいえ、こんな能力をもつ薬品が農薬として使われている事実にびっくり。
