17.07.06
パラパラの伝道師[ベルリン・ドイツの話題]
何気なくテレビのリモコン片手にザッピングをしていたら、「喜」という漢字が目に飛び込んできた。
画面一杯に漢字が映し出されるなんて普通にあることではないので、まぶたをこすって良く見ると、
アジア系の女の子が4人並んで踊っている。なんかのPVらしい。
ようやく耳が音楽を捉えるようになって、聞き取れたのは日本語。しかもこれは日本語ネイティブの
響き。バックに時折琴の音色を散らしている。
何?これは日本人?確かに日本人っぽい顔立ちで、パラパラッぽい振り付け。…ただ、メイクが
ヨーロッパを意識していて、画面の中で踊る4人の目の周りが隈取よろしく塗りたくられているのに
妙な違和感。よくこっちで育ったアジア系の子がやってるメイクだけど(長年培われた美的感覚に
よるものと思われる)、どうやっても「変」。ヨーロッパ人に比べてシンプルな顔なんだから。
鮨が流行っている。ここ10年で「え?生魚食うの?!」という反応もほぼ消えた。
漫画やアニメも結構受けている。ドイツのウィキペディアでも「萌え」はしっかり説明されている。
なんたって若者の間で一番人気のバンドは「Tokio Hotel」だし(でも音楽は一切関係なし)。
「…そこらへんの日本人でもつれてきて、ドイツで流行らせようっていう魂胆?」
そもそも彼女達のターゲットはどの層なんだ?なんて思いながら見ていたら、PVも終了。
グループ名はShanadooというらしい。
後日彼女達の公式サイトを発見。これによるとどうやら日本で「vivace」というグループ名で
活動していた子達を、ドイツでデビューさせたらしい(素人じゃなかったのね、失礼)。
公式サイトを見比べても、全然見分けがつかない…それにしてもメイクでここまで老けるとは。
で、バイオグラフィーの項を見ると、どうやらドイツを皮切りに、今後欧州各国への展開も視野に
入れている様子(ホンマかいな)。
「"パラパラ"とは日本のティーンエージャーに人気のダンス」「ヨーロッパでも子供の"メガ・トレンド"
になるでしょう」…ってなことを書いてあるところをみると、ターゲットはドイツの少年少女で、マンガ、
アニメに次いでパラパラを流行らせたいって事か。
…それにしても、どこかでホッとしている。ティーンエイジャー向けでよかった、と。あれでターゲット
がコドモじゃなかったら卒倒する所だったわ(日本の女の子は小さくて可愛いけど、やっぱりフェロ
モンがない。こっちのセクシー路線のねえちゃんたちが「ケモノ」な分、小動物っぽい印象がするし、
そんな子たちがセクシーポーズをとったりするのはただ痛々しいだけだから)。
ある意味「特殊な使命(パラパラの伝道)」を背負ってドイツまで乗り込んだのだから、それはそれで
頑張って欲しいと思ったり、思わなかったり。
ここのところ更新が滞っていました(特に理由はありませんが、連日の暑さで多少弱っているのは
確かかも。別にW杯で燃え尽きたわけではありません)。
書きかけのエントリもいくつかあったのですが、時期を逸してしまったもの多数…後日ひっそりと
upされているかもしれません。
「SHANADOO」と「vivace」のサイト、思わず両方見てしまいました。
うっはぁー!ほんとビックリ!!メイクでここまで変わるんやねっ。
・・・頂いたメールに返信もしないうちにこんなどうでもいい書き込み、スミマセン;;(返信は改めてちゃんと書きます)
Posted by: じゃねっと : 22.07.06 05:12あまりの印象の違いに驚きですよね。
実はホントに公式サイトの子達がvivaceのメンバー(+1)なのか、未だに見分けがつかない。
…というより若い子全体見分けがつかなくなってきているような気がする今日この頃ですわよ(鬱)。
そういえば今日の大衆紙に「テリヤキボーイズ」も少し紹介されていました。
日本の音楽シーンも、多方向から攻めてきますね(笑)
20年近く前に、ドイツで、突然日本人の素人っぽい(そのへんによくいる学生のような)印象の女の子が、ポップな番組の司会に抜擢されて、有名なドイツ人のブロンドねえちゃんたちと3人で「華やかさで争っていて(?)イマイチ調和の取れない」(とテレビ番組雑誌でも評されていた)派手な舞台に立っていたことがありました。
日本でもドイツ語会話の番組か何かに出ていて、たまたまドイツの有名な司会者が日本に来たときに通訳をやって、自分のバンドなどを披露して、そのオープンな感じが気に入られて、ということだったらしいけれど、すごく場違いで、「ドイツ語がフランクに話せる日本人」なだけで表舞台に引っ張り出しておいて、「そこまで来るのに使ったのだろう(隠れた)性的魅力」とかを連想してしまうらしいドイツ人たちにあ~あと思ったことがあるのですが… みんな知らないだろうな…
ええええ、あいかわらず東洋に、「われわれドイツ人の知らない」「異なった(イン)モラルによる(あぶない)感覚」を想定したがる「こわいものみたさのあこがれ」を持っていたいという意識は変らずあるようで…
はっはー、なんか分かるような気がします…>怖いものみたさ
日本人が「"西洋人と同レベル(もしくはそれ以上)に現代的"だとつまらない」という感覚は今でも健在なのかもしれませんね。
まあ、最近日本のものは「in」らしいですから(笑)、売り込む日本側もイケイケモードなのかもしれませんね。
Posted by: contra : 06.08.06 00:22
