11.03.06
雑誌を売るホームレス[気になるモノゴト]
昨日より更にすごい雪の中、引き続きIKEA参り。
昨日よりはずっと雪も細かくなって、粉っぽい。歩を進めるたびに、足元できしきしと音がする。
駅に向かういつもの道から一本それたところに入ってみると、広い道なのに、人気がない。
週末だからかも知れないけれど、音は全部雪に吸い込まれ、振り返っても、前を向いても人が
いない。
シーンと静まり返った街を、一人ぽつねんと取り残されたような気になるのは心細いけれど、
ちょっぴり「独り占め」に似た気持ちも。
Sバーンの中で、何か訴えているおじさんがいると思ったら、ホームレスのおじさんが雑誌を売りに
来ていた様子。
日本でも「ビック・イシュー」という雑誌があるけれど、ベルリンにもやはりそういった新聞・雑誌は
あるみたい。ただ、その口上を聞くと、どうやら自立支援のために発行紙の購入を呼びかけるだけ
ではなくて、購入しない場合でもいくらか恵んでくれると助かる…みたいな事も言っている。
昔から、ドイツの街角で物乞いを見かけたことがあったし、声を掛けられたこともあったけど、実際
電車を待つ間も、同じような口上で売りに来たおじさんがいた。
…正直これじゃ昔とあんまり変わらんような(失礼)。
頭をよぎるのは日本の販売員さんたちのこと。暑くても、寒くても彼らはずっと立ち続けていたなあ、
と。お客が来るのを待ち続けていたなあ、と。
ホームレスが販売員として活動し、その売り上げで生活費を稼ぐというやり方だけど、国が違えば
やり方も違うんだな、と思う。
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