tabula rasa

いわば、スクラップブック兼メモのようなもの。
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18.12.05

久々の『里帰り』(その1)[旅行・見物記]

12月8日~11日まで、ドイツに行ってきました(一人で)。
もともとは3月、ライプツィヒのブックメッセに行こうと思っていたのが、相方の先輩の結婚式に招待を
頂いたので断念。
その代わりにクリスマス市とかも良いやんということになり、その上、あんまり長いと戻ってきたく
なくなるかも&別にみたい所があるわけではなしで、3泊5日の予定に。9月にはチケットを押さえて
いました。
ルフトハンザで往復7万円は嬉しい~♪(但し手数料と原油値上げ分を含めると結局は9万に…)。
ちなみにルフトハンザはエアバス社のA380を15機購入するらしいが、実際に路線に投入されるのは
2008年の夏かららしいぞ。一度で良いから乗ってみたい。

「これといって行きたい所もなく、3日ほどしか滞在しないのに、何で行くの?」と聞かれはしたが、
やはりこれはもう「欲求」のレベル。単純に言うと「ドイツの空気が吸いたい」だ。
日本に戻って2年半近くがたった。ネットのおかげでドイツの情報もずいぶん手に入りやすくなった。
それでも贅沢を言えば、例えば書籍なんかは手にとって確かめてから買いたいし、バーゲンブック
のコーナーで掘り出し物を見つけたいし、音楽の流れる街角なんかをぶらぶらと歩きたいし、帰り道
には凍える体をグリューワインで暖めたい!
…そのためだけによくもまあ、という反応は当然か。でもいいんだ。
目的地はやはりボン。会いたい人たちにも連絡が付き、気分はちょっとした里帰りだ。
ユーロ高もなんのその(本当はかなり痛いけど)、仕事の翌日、成田から出発。フランクフルトからは
ドイツ版新幹線とも言われるICEに乗って、一路ボン・ケルン方面へ。
ice.JPG
久々にみるICEの車体に思わず携帯をかざす(笑)

フランクフルト-ボン間は以前、ライン河沿いを走るドイツ鉄道屈指の景観を誇る路線だった。
何時間もかけてライン河下りをしなくたって、ローレライや古城が立ち並ぶ様子を眺めることが
出来るのだ。
けれども2003年の秋頃から、ボンに程近いSiegburgという街に駅が出来、ICEの新線が敷かれて
車窓からの風景は大きく変わった…まあ要するに土手とトンネルの繰り返しで、そこから時折集落が
顔を出す。せっかくの「わあー、ホントにドイツまできちゃったよ」感が限りなく減少。
そのSiegburgでICEを降り、そこからバスでのんびりボンの中心部へと向かう。Siegburg駅に着いて
びっくり!中世のクリスマス市(詳しくは『Hier ist...』の写真コーナーへ)で訪れた時は工事現場
だらけだったのが、駅前には大きな建物が立ち、現代的な雰囲気をかもし出しているのだ。
あまりぱっとしない(失礼)この街も、駅が出来、ICEが停まる事で活気が出てきたのだろうか。
そこからいつも使っていたバスで、のんびりとボンの中心部へと向かう。
以前住んでいた家の近くを通り、橋を渡り、広場の側まで来たところで下車。ホテルにチェックイン。
こぢんまりながらも中心部のすぐ側で、値段も一泊50ユーロほどと手ごろ。荷物も下ろして早々に
クリスマス市へ繰り出す。

クリスマス市への道すがら、手前にある広場の市庁舎をパチリ。
advent.JPG
以前写真を撮ったとはいえ、やはりまた撮りたくなるものなのだ…。
クリスマスまで毎日、一日ごとに窓を開いていくアドヴェントカレンダーを模していて、ライトアップが
増えていく仕組み。

市へたどり着く前に、バーゲンブックを扱う店に立ち寄り、早速帰りの飛行機で読む本を購入。
ここは全品半額で買える、かなりお気に入りの店。本当はもっと買いたいけれど、小さなカート
一つで来た身としては我慢のしどころ。来年ベルリンに行く予定があるけれど、ベルリンにもこんな
店があったらいいな~。
それからいくつかのお店を冷やかそうと街を歩くが、2年半ほどの間にも、店は大きく様変わり…。
目に付くのは1ユーロショップとか、イートイン式やセルフサービス式の飲食店。いかにも「合理化」
って感じで、やっぱドイツも不況なのね、と実感。けれども、新しいスタイルのお店が意外に健闘
しているようで、たくましいなあ、と思ってみたりも。

ミュンスター広場に広がる屋台、屋台…。ようやくグリューワインに飛びつく。一口飲んで、周囲を
見回し、白い息を吐くとなんだかホッとする。「帰ってきたなあ」。
人もそんなにガツガツしてないし、大きさも丁度良い。そっと受け入れてくれる街だなあ、ボンは
本当に良いところだったんだなあ、と改めて思う。
気がつくと日本はそろそろ夜明けの時間…グリューワインも良い感じにまわって、体を暖めている。
学校帰りによく立ち寄っていたケバブの店で注文をして、ホテルの部屋でテレビ鑑賞しつつ食う。
渋谷や上野ではすっかりフツーになったケバブだけど、ピタパンではなくラップサンドの様な生地の
薄いタイプが好き(「ドゥルム」と言うそうな)なので、久しぶりに美味しく頂きました。
…しっかしこうかくと侘しいっつうか、安上がりっつうか(苦笑)。

(その2)へ続く。

投稿者 contra : 18.12.05 15:03
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