11.08.05
ハリー・ポッター in グァンタナモ[気になるモノゴト]
たまーに拾い読みする『Netzeitung』紙(日本語に訳すと『ネット新聞』…まんまや)に面白い
記事が載っていた。
「ハリー・ポッター in グァンタナモ」と題したこの記事は、アメリカの『ワシントン・ポスト』紙が
伝えたもの(リンク先はドイツ語です、あしからず)。
それによると"グァンタナモ収容所でも『ハリー・ポッター』シリーズは人気"なのだとか。
面倒くさいので(←おい)全文を訳すつもりはないが、大体の内容はこんな感じ。
グァンタナモ収容所でのコーラン冒涜事件をめぐる一連の報道で、一時は危機に陥ったアメリカの
宣伝戦略。今では世界の大部分がそんな事件も忘れたかのようだが、そんな中、今度はアメリカの
メディアがグァンタナモからの"癒し系"の話題を伝えてきた。
単なる容疑のみで、司法による尋問や起訴を受けないまま、何年も収容されている『被収容者』
たち。彼らも『ハリー・ポッター』シリーズを読むのかどうか、『ワシントン・ポスト』紙がグァンタナモの
図書館司書に問い合わせたところ、どうやらこれが結構な人気で、中には映画版も見たいという者
もいるのだそうだ。
また、アル・カイダやタリバンの支持者とされている者たちの間では、アガサ・クリスティのミステリー
が評判らしい。
とはいえ被収容者達が図書館内で自由に本を物色できるわけではなく、実際は図書館員たちが
書籍を車に載せて、監房から監房へと運んでいるそうで、内容も「刺激を与え、暴動を引き起こす
ような」政治的な本は扱っていないとの事。
…確かに多少は微笑ましい感じがする。でも、グァンタナモをめぐっては何かと議論が絶えない事
ことだし、こんな毒にもクスリにもならないようなニュースを発信する暇があったら…(以下略)。
あらぬ疑いをかけられて、何年もグァンタナモで過ごさねばならぬ人々に、一日もはやく(お外で)
ハリー・ポッターを見せてあげたいものです。
ところで、現在アムネスティ・インターナショナルが中心になって、グァンタナモ・アクションという
キャンペーンが行われている。これはグァンタナモ基地(公式サイトはクソみたいなものだった
ので、刺激がたくさんのこちらをどうぞ…笑)の即時閉鎖を求めるメールをブッシュ大統領宛てに
送ろうというもの。
例文が用意されているので、英語が苦手な人も大丈夫。興味のある人は是非どうぞ。
ついでに書いておくと、公には「グァンタナモ湾米海軍基地」なのだが、先に紹介したドイツの記事
では「収容所」という言葉が使用されていたので、そのまま使用した次第。
…本当は昨日書こうと思っていたのですが、『ホワイトバンド』に遭遇したので今日になっちゃった。
最近のエントリを見ていると、やたら重いこと書いたり真面目な呼びかけしてみたり、なんだか自分
じゃないみたい…(笑)。
