20.12.04
イメージで遊ぶ969語[お買い物,読書記録]
何気なく立ち寄った書店で思わず即買いしたのは、『ぎおんごぎたいごじしょ』。
擬音語・擬態語の辞書にしては、収録語数が969語というのは決して多くない。
それでも買ってしまったのは、なんだか辞書らしからぬデザインとレイアウトだったから。
手に取るとわかるのだが、ぱっと見は「辞書」というより可愛い写真とか絵本とかの類。
そして実に余白が多い。
普通の辞書のように、語句が整然と並んでいることは、まずない。ぱらぱらとめくっても、
子供のお絵かきみたいなイラストが続いていたりする。
そして、そこにひょこっと現れるのが
…というような感じ。
もちろん「辞書」だから、意味と用例もついているけれど、これもなかなか面白い。
用例文はストーリーを感じさせるものが多い上、どこかキャラクター設定のよう。
登場人物はイラストで巻末に紹介もされているから、どこか愛着が湧く(糸人間だけど…笑)。
それからレイアウトも凝っている。
「ねちねち」の項では、『性格がくどくしつこい様子』の意味通り、例文もねちねちしている。
なんと、生徒への説教がなんと3ページ以上も続くのだ(笑)
「めちゃくちゃ」が置いてあるページのレイアウトはまさにカオスだし…。
一応五十音順だし、索引もついているけれど、やはり実用の面では真面目な辞書の
方が使い勝手がいいだろうと思う。
けれどもこの辞書は、ページをめくるたびに広がるイメージがとても豊かだ。
辞書のようでもあり、絵本のようでもあり、写真集のようでもある。
作り手が楽しんで作った…そんな感じが伝わってくる「真面目」な辞書(というより本!)だ。
969語のイメージで遊ぶ一冊。もし実物を見かけたら、手に取ってみてください。
女の子にプレゼントすると喜ばれそう(個人的には枕元におきたい一冊☆)。

