tabula rasa

いわば、スクラップブック兼メモのようなもの。
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25.11.04

車いすがやってきた[身辺雑記]

先月来、相方は松葉杖の要る生活をしている。
右足の小指(の付け根)というまったく微妙な所で、今はギプスをしている。
足の指先が覗いていて、寒風にさらされるのを想像すると、
ちょっぴりかわいそうな気もする。

松葉杖で通勤・仕事なんて大変だなあと思っていたが、結構頑張っている様子。
もともと彼は移動が多いので、東京のせわしない雑踏を松葉杖で行くのを
思い浮かべると不憫なことこの上ない。
でも不憫だと思っているのは私だけかも知れない…と思うことがある。
台風の日でも彼は平気で出勤したし、人が優しくしてくれて嬉しいという。
その根性に敬服したりもする(が、骨折自体は勤務中ではなくプライベートでの
出来事なので、彼は単に無理して仕事に行っているのかも…なんて思ったりも)。

で、そんな彼をまた不運が襲った(小説か?!)。
今度は左足を捻挫。階段を降りる際、足を踏み外して落ちたそうだ。
病院へ行って、レントゲン。とりあえず骨に異常はなく、一安心。
ま、腱が伸びのかな?、って感じですかね。
…とはいえ、痛いのには変わりがないので車椅子をお借りすることに。
区役所に行って、貸し出してもらえるのはいいけれど、一週間ごとに
出向いて申請しなおさないとイカンのだそうだ…仕事で行く時間がない時は、
どうせいと言うのでしょうか。
ま、何とかなるか。なんと言っても無料で貸して下さるのはありがたい!

練習を兼ねて散歩をする時も、私の助けを出来るだけ借りずに進もうとするし、
玄関での一連の動作(車椅子を広げる→乗る→ドアを開け、外に→施錠)も
一人でやると言っては聞かない。で、ホントにやっちゃう。
彼いわく、「普段とは違う体験なので、いろいろやってみたい」とのこと。
根性もあるけど、好奇心でもあったのね。

一緒に街を歩くと、意外と道が狭いと感じてみたり、バスや電車に乗ろうと
気軽に思えなかったり(特に目的がなかったからなんだろうけど)。
脇を猛スピードで通りぬける自転車に驚いたり、ダラダラ歩く女子高生が
非常に邪魔だったり。
ちょっと視点を変えるだけで見えるものも違ってくるのですね。
…そんな当たり前のことに気付く夕暮れ。

投稿者 contra : 25.11.04 23:57
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